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馬に目覚めた大学生

土日競馬場に孤独出没 競馬以外も無駄に語る

半人前が一丁前に競馬を語るブログ。

昨日午後2時阪急梅田駅

ホーム内に縦列で臙脂色の車体が並ぶ。

特別鉄道に興味があるわけではないが、

この景色は好きである。

 

いつもお世話になっている神戸線の普通列車を降りる。

 

梅田に来た目的は、古着を買うため。

 

周りで服の趣味が合う友達がいないので、ショッピングは基本一人だ。

(ショッピングに関わらず一人で行動することが多いが。。。)

 

ブランド物はよくわからないし、興味もないが、

古着だけはそれなりにこだわっている。

なので、基本服は古着か安売りのゾゾタウンでしか買わない。

 

 

目的地は中崎町にあるメンズ中心の古着屋【catchy】さん。

もう一年近くお世話になっている。

ロングヘアで若くてフレンドリーな店主さんともすっかり仲良くなった。

一癖あるけどかっこいい服を高い質で提供してくれる。

www.instagram.com

 

さあ目的地向けて出発だー

 

っと梅田駅の一階茶屋町の方に足を進めると、

ちらっと紀伊国屋書店が視界に入った。

 

(最近読書怠ってるからなあ~。なんか面白そうな本あったら買うか。)

 

凹型の形をした店内は、休日ということもあって結構客が多かった。

 

先日直木賞が発表されたこともあり、

 

恩田陸先生の【蜜蜂と遠雷】が入り口付近にどどーんと平積みにされていた。

 

一瞬買おうか迷ったが、まだ読んでない小説が二冊あるので、ここは引く。

 

店内を少し入ると、スポーツや趣味のカテゴリーゾーンがあったので、

 

狭い通路を人の間をすり抜けながら進んでいく。

 

するとギャンブルのコーナーに競馬専門スペースを発見。

 

そして私の興味を引く一冊を発見!

 

それがこれ。

https://www.instagram.com/p/BP0OYUKh5t1/

帯に書いてある通り、

競馬を通して生まれた28個のノンフィクションを短編にしてまとめたものだ。

 

即断即決で購入し、古着の前に近くのタリーズで読書タイム。

 

喫煙席しか空いていなかった。

 

最初は匂いが気になったが、次第に本の内容に集中していった。

 

 

内容と感想と自分の考え

 

 

サラブレットとして、

より速く走ることを使命として生まれた彼らには、

騎手だけでなく、馬を育てる調教師や、馬を管理する生産者、馬の所有主となる馬主、さらには競馬を愛するファンの支えが必ず存在する。

 

誰もが一度は聞いたことがあるような名馬になる確率はほんの数パーセントしかない。

 

そこまでの道のりは難攻不落。

 

 

「ブラットスポーツ」とも言われる競馬は、

親がどれだけ実績を残したか、

代々から受け継がれる血筋はどうなのかなどを判断して、

セリで馬の値段が決まる。

 

昨年の有馬記念を優勝したサトノダイヤモンドという馬の父親は、

誰もが一度は聞いたことがあるであろう最強馬ディープインパクト

非常に良血馬として注目を集めたサトノダイヤモンドの取引価格は、

驚異の2億4000万円。

 

馬一頭で普通の一軒家が5個は建つ。(私はマンション暮らし・・・)

 

しかし高額で取引されたからと言って長く活躍できるとは限らない。

 

サトノダイヤモンドと同じ世代にリオンディーズという馬がいる。

億越えルーキーの一角で(最悪の世代ならぬ最強の世代)、

一昨年阪神競馬場で行われた2歳G1レースで優勝し、

今後を期待された一頭だった。

 

しかし昨年の9月に左足を骨折し、

競走能力不能と判断され、3歳という若さで現役を引退した。

 

競走馬にとって骨折は大きなダメージを受ける。

骨折から復帰して、

再び大きなレースを勝つ馬(トウカイテイオーなど)もいれば、

骨折のダメージが大きすぎて、安楽死処置で、

天国に召される馬(サイレンススズカなど)もいる。

 

リオンディーズ父親として第二の人生を歩んでいる。

 

自分の子供に夢を託し、親子共に活躍してくれることを願いたい。

 

 

こういう不運なことは得てして起こるものではない。

 

運が競走馬にどう影響するかで決まるのだ。

 

馬が走っている時だけがギャンブルではないと思う。

 

どんな人に巡り合うのか。

どんな親から生まれてくるのか。

 

セリや親同士の交配の時点から、

関係者やサラブレット自身のギャンブルは始まっている。

競馬に一生を賭けているのだなとこの本を読んで思った。

 

 

そしてどんな形でもいい。

 

馬に関われる仕事に一度就いてみたいと思う1日だった。

 

そして今日は阪急京都線の世話になります。(=京都競馬場にレッツゴー)

 

(いい感じで締めちゃったから古着はまた今度かきます。)