馬に目覚めた大学生

土日競馬場に孤独出没 競馬以外も無駄に語る

三塁ランナーコーチは、勝負を分ける検査官

 

今日は私が高校時代、野球部でチームの役割として務めていた三塁ランナーコーチについて、勝手に語ります。

 

是非お付き合いください。

 

高校時代、

野球部で活動していた時に

教えてもらった言葉、

それは

『明日やろうは馬鹿野郎』。

『人間は下に流される。だから常に短期・中期・長期での目標を持ち、そこから自分が何をすべきかを考えろ』と監督によく言われたものだ。

 

私は昔から計画を立てたりするのは好きだ。

が、その計画を妥協することなく、きちんとやり切ったのは大学受験の時だけだった。

 

私は小学校から高校まで、ずっとピッチャーというポジションについていたが、目立った成績を残したことは無かった。体格は恵まれているのに、身体が硬く、怪我も多かった結果、球速は130キロに全然手が届かず、コントロールもフォームを変えすぎた結果、悪化してしまった。チームにもよく迷惑かけたものだ。

 

計画を立てて、それを実行して、結果が出る。このサイクルを継続することで、はじめてチームとしての駒になる。

 

結局私は三塁ランナーコーチというポジションについた。実際に打ったり投げたりするプレイヤーではないし、チームとしてもかなり地味なポジションではあるが、チームの勝敗を分ける重要なポジションであることを、皆さんに知ってもらいたい。

 

プロ野球では、主に走塁コーチが就くポジションであり、監督に変わって選手に直接サインを出したりする。アウトかセーフか際どいタイミングの時は、両手を翼の如く広げて、審判にセーーーフ!とアピールする場面も印象的だ。

 

ただ高校野球ではこのようなアピールは、暗に禁止されている。

 

別にやってもいいとは思うが、チームとしての印象を悪くする原因になる。

 

じゃあランナーコーチは何をしているのか?

 

もちろん出塁がないと、大きな仕事は来ないのだが、私はランナーがいない時、よく相手キャッチャーのサインを見て、『✊がストレート、🖐がカーブ』みたいなことをベンチで伝えていた。

 

そして出塁があった時、『準備の声』という、ランナーに次起こりうるプレーに対する動きを伝えている。例えば、キャッチャーがボールを零したら、『ポロGOあるぞ!(キャッチャーが前に零した隙に進塁を促すこと。)』と予め何度も声をかけてあげる。

 

例えランナー自身が分かっていても、ランナーの情報源となってあげることで、ランナー自身が色々考えなくて済むような脳内環境にしてあげることが大切なのだ。

 

そしてランナーコーチが一番責任感を持つ場面が、ランナーが二塁にいる時だ。この時ランナーコーチは、相手の外野手の位置や外野手の肩の強さなどを把握しておく必要がある。もしワンヒットで、ホームに帰ることが出来るなら、迷わず回さないといけないし、ワンヒットであったとしても、外野手の肩が強くて、ホームでアウトになるのなら、三塁で止めなければならない。2死は例えフライでも、落とすことを期待して回す。

 

0・1死の時はそこの判断が難しい。ランナーは三塁コーチの判断で走るか走らないかを決める。ランナーは自分でボールの位置を確認出来ないので、三塁ランナーコーチがランナーの目となるのだ。ここの判断は試合の流れや点差、次のバッターの攻撃力によって大きく変わる。

 

一点差で負けていて、8回1死2塁、バッターは8番バッターで、センター前ヒットを打った。この時三塁ランナーコーチはどうするか?

 

私は間違いなく回す。腕を目一杯に。(倒置法)

 

次のバッターが9番バッターであることを考えると、バッターに対する信頼度は低い。

そうなると、例えタイミングはアウトでも、センターのバックホームの送球が、逸れることを願って回す。

 

次のバッターへの信頼度とセンターの送球が逸れることを天秤にかけるのだ。

 

確率の高い方はどっちかを常に考えなくてはならない。

 

ランナーを止めて、送球が逸れたパターンは最悪だ。間違いなく監督に怒鳴られる。

 

勝負を賭ける時と降りる時、そこの区別をはっきりとつけなければならない。

 

 

それだけチームの結果を大きく左右するのだ。

 

ライアーゲームの密輸ゲームでの保安官みたいですよね。(分かりにくいか。)

 

野球は実際にプレーする9人を支える他のチームメイトがどれだけ働くかによって、プレイヤーの負担も変わってくるし、流れも決まる。

 

バット引きやボールボーイ、グラブ渡しは試合を円滑に行う上で、重要なポジションである。

 

タイムキーパーは、外野手の捕球してからバックホームまでのタイムや、ピッチャーのクイックのタイム、キャッチャーの捕球から二塁ベースに送球するまでのタイムなど、相手の選手の情報を集める。データ分析には欠かせない。

 

地味ではあるが、そういった選手に焦点を当てて見るのも面白いかもしれませんよ。

 

選抜出場校も決まり、もう少ししたら高校・プロ野球の季節がやってくる。

 

ようやく私も少し盛り上がれる話題がやってくるのだ。

 

昨年は私の出身うどん県で、高松商業高校野球を盛り上げてくれた。

今年はうどん県からの出場校はないようだが、それでも面子は豪華だ。

 

強いチームは三塁ランナーコーチも有能だ。

 

 

チームを支える脇役に是非皆さんの目でスポットライトを!